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総務・人事の履歴書・職務経歴書の書き方と参考例。

総務人事で働く女性

総務・人事部門は、企業の基盤を支える重要な役割を担っています。この職種では、組織運営や社員サポートに関する幅広い知識とスキルが求められます。そのため、履歴書や職務経歴書を通じて、自分の能力や経験を効果的にアピールすることが必要です。応募先企業に対して自分の価値を明確に伝えることで、採用の可能性を高めることができます。本記事では、総務・人事の履歴書・職務経歴書の書き方と参考例について詳しく解説します。

目次

履歴書の書き方

基本情報の記載

氏名・連絡先

氏名、住所、電話番号、メールアドレスを正確に記載します。最新の連絡先を使用することが重要です。

写真の添付

清潔感のある証明写真を添付します。ビジネスにふさわしい服装を選びましょう。

学歴・職歴の記載

学歴

高等学校から順に記載します。学校名、学部名、専攻、卒業年月を明記します。

職歴

最新のものから順に記載します。会社名、部署名、役職、勤務期間、担当業務を具体的に記載します。

スキル・資格の記載

保有資格

総務・人事に関連する資格を記載します。例として、社会保険労務士、衛生管理者、ビジネス実務法務検定などがあります。

スキル

具体的なスキルを記載します。例として、給与計算、労務管理、採用活動、研修企画、社内イベントの運営などがあります。

職務経歴書の書き方

職務要約

簡潔な概要

職務経歴書の最初に、簡潔な職務要約を記載します。自分のキャリアの概要と、総務・人事としての経験を簡潔に述べます。

詳細な職務内容

各職務の詳細

各職務について、具体的な業務内容を記載します。どのような業務を担当し、どのような成果を上げたのか、具体的なエピソードを交えて記載します。

業績・成果

具体的な業績や成果を記載します。例えば、社員満足度の向上、新規採用の成功、労働環境の改善など、数値で示せる成果を述べると効果的です。

スキル・経験の強調

実績の具体例

具体的な実績を挙げ、それがどのように役立つかを強調します。例えば、「社内研修プログラムを導入し、社員のスキル向上に貢献」などの具体例を記載します。

強みのアピール

自分の強みを明確に記載します。例えば、「労務管理において法令遵守を徹底」「社員のモチベーション向上施策が得意」など。

志望動機の書き方

志望動機の基本構成

導入部分

自分がなぜ総務・人事の仕事に興味を持ったのかを述べます。過去の経験やエピソードを交えて、自然な流れで導入します。

具体的な理由

応募する企業や職種に対する具体的な関心や共感を示します。企業のビジョンやプロジェクトに対する理解を深め、自分がその一員としてどのように貢献できるかを明確にします。

自分の強み

これまでの経験やスキルを具体的に挙げ、それがどのように役立つかを説明します。具体的なエピソードを交えて、自分の強みをアピールします。

志望動機の参考例

参考例1: 経験を強調する場合

導入部分

「私はこれまで総務部門で5年間勤務し、労務管理や社内イベントの運営など幅広い業務を担当してきました。」

具体的な理由

「貴社の社員満足度向上に向けた取り組みに強い関心を抱いており、私の経験を活かして貴社の人事部門に貢献したいと考えています。」

自分の強み

「社内研修プログラムを導入し、社員のスキル向上に成功した経験があります。このスキルを活かし、貴社の社員教育に貢献したいと考えています。」

参考例2: 新しいチャレンジを強調する場合

導入部分

「これまでの職歴では、主に人事部門で採用活動に携わってきましたが、新たなチャレンジとして総務全般の業務に挑戦したいと考えています。」

具体的な理由

「貴社の総務部門での業務内容に興味を持ち、自分のスキルを新しい分野で活かしたいと考えています。」

自分の強み

「採用活動で培ったコミュニケーションスキルを活かし、総務全般の業務でも社員との良好な関係を築きたいと考えています。」

参考例3: 技術的なスキルを強調する場合

導入部分

「私はこれまで、労務管理と給与計算の両面で業務を行ってきました。特に労働法規に関する知識を活かした業務が得意です。」

具体的な理由

「貴社の労務管理体制に強い関心があり、私の知識とスキルを活かして法令遵守を徹底し、労働環境の改善に貢献したいと考えています。」

自分の強み

「労務管理において法令遵守を徹底し、社員の労働環境を改善した経験があります。この経験を活かし、貴社の労務管理に貢献したいと考えています。」

まとめ・総括

総務・人事にとって、履歴書・職務経歴書の書き方は、自分のスキルや経験を効果的にアピールするための重要な手段です。具体的なエピソードや実績を交え、採用担当者に自分の強みや適性を伝えることが求められます。また、志望動機を明確にし、自分のキャリアプランと応募企業のビジョンが一致していることを示すことも重要です。この記事が、皆さんの応募書類作成の参考になれば幸いです。

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